DIY好きなら誰もが気になる電動工具、ベッセルの「電ドラボールプラス(220USB-P1)」。ネット上の評判は良いけれど、「実際のところどうなの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
何を隠そう、私もその一人でした。そして、悩んだ末に購入。結果、今では手放せない最高の相棒になっています。
この記事では、私が実際に数ヶ月間、様々なDIYプロジェクトで「電ドラボールプラス」を使い倒して感じたリアルな感想を、良い点も悪い点も包み隠さずお伝えします。
購入の決め手は「絶妙なパワーと手軽さ」
購入前、私が一番悩んでいたのは「パワーは十分か?」「重くて使いにくくないか?」という点でした。しかし、実際に手に取ってみて、その不安はすぐに解消されました。
- 3段階のパワー調整が神!
- 弱モード: PCの組み立てなど、繊細な作業に最適。ネジをなめる心配がありません。
- 中モード: 家具の組み立てなど、一般的なDIY作業はほぼこれ一つで完結します。
- 強モード: 少し固い木材へのネジ締めも、グイグイ入っていきます。
手締め機能もついているので、最後の「キュッ」と締めたい感覚も損なわれません。この「電動アシスト」と「手締め」のハイブリッドが、絶妙な使い心地なんです。
【驚き】作業効率が1.5倍に!リアルな使用感
私は主に、週末のDIYでこの電ドラボールプラスを使っています。先日、ウッドデッキの補修作業を行ったのですが、以前使っていた手動ドライバーと比較して、作業時間が半分以下になりました。
特に、数十本のネジを延々と締め続ける作業では、その差は歴然。腕の疲れも全く違います。
失敗談:初日にやりがちなこと
実は、初日にいきなりネジを一つなめてしまいました…。原因は、いきなり強モードで締めようとしたこと。対象の素材やネジのサイズに合わせて、きちんとモードを選ぶことが重要だと痛感した瞬間でした。
また、ボールグリップ型は慣れるまで少し戸惑うかもしれません。しかし、一度慣れてしまえば、どんな角度からでも力が入れやすく、非常に快適です。
ここがスゴい!電ドラボールプラスのメリット
数ヶ月使って感じた、特筆すべきメリットは以下の通りです。
- 圧倒的な作業スピード: 手回しとは比較にならない速さで、作業がどんどん進みます。
- USB-C充電の手軽さ: スマホと同じ充電器が使えるので、専用の充電器が不要。現場でバッテリーが切れても、モバイルバッテリーで充電できるのが本当に便利です。
- LEDライトが地味に優秀: 暗い場所や、手元が影になりがちな場所での作業で、このLEDライトが本当に役立ちます。
- 所有欲を満たすデザイン: さすがベッセル。プロ仕様のしっかりとした作りと、洗練されたデザインは、持っているだけで気分が上がります。
ここは注意!購入前に知っておきたいデメリット
もちろん、完璧な工具ではありません。使ってみて感じたデメリットも正直にお伝えします。
- トルクは万能ではない: あくまで「電動アシストドライバー」です。固着したネジや、非常に大きなトルクが必要な作業には向きません。その場合は、インパクトドライバーなど、より強力な工具の出番です。
- ビットの磁力が少し弱い?: 個体差かもしれませんが、もう少し磁力が強いと、ネジを落とす心配が減るかなと感じました。
【総評】DIYの「最初の相棒」として最高の選択
結論として、ベッセルの「電ドラボールプラス」は、「DIYをこれから始める人」「手動ドライバーでの作業に限界を感じている人」にとって、間違いなく最高の投資になるでしょう。
プロの職人さんがメインで使うにはパワー不足を感じる場面もあるかもしれませんが、家庭でのDIYや家具の組み立て、PCの自作といった用途であれば、これ一台で作業の質とスピードが劇的に向上します。
少しでも気になっているなら、ぜひ一度手に取ってみてください。きっと、あなたのDIYライフがもっと楽しく、快適になるはずです。
私も、これからもこの最高の相棒と一緒に、たくさんの作品を作っていきたいと思います。

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